代々木の歯科

■やみくもにインプラントを勧めていないか？

はたしてインプラント治療が、あなたにとってベストの選択かどうか、まずそれを親身に考えてくれるか。有無を言わせず「インプラントしましょう」と勧める歯科医は要注意です。「他にはどんな治療法がありますか？」「私の場合、なぜインプラントがいいのですか？」と質問して、どのくらい親身に相談にのってくれるかということです。

■インプラント治療の良い点ばかり強調していないか？

インプラント治療は、どんなケースでも本人の理想どおりの歯が、ぱっと口の中に出現するわけではありません。うまく使えるようになるまでに時間がかかったり、手入れの手間が増えたりすることもあります。歯の形態も希望通りにいかないことだってあります。治療してから「こんなはずではなかった」というようなことにならないように、起こりうる問題点をきちんと説明してもらいましょう。メリットばかり強調する歯科医は要注意です。

■治療実績はどうか？

インプラント治療はかなり経験がものをいいます。治療実績をチェックしたいところです。たとえばホームページなどで実績に関する情報公開をしているようなら見てみましょう。あるいは治療を受けた人の評判がわかるといいですね。あとは「自分のような症例をどのくらい手掛けて、その結果どうだったのか（失敗もあったのか）」を直接聞いてみてもいいでしょう。決して失礼なことではありません。

■治療をあまり安易に考えていないか？

インプラントを「一生もの」として治療するには、歯科医療への想いで述べた「二つの術」を備え、実践してくれる歯科医でなければいけません。植立して「ハイ、終わり」では困ります。責任あるフォローをしてくれる先生かどうか、「一生もちますか？」「そのためにはどうすれば？」など心配なことはしつこいくらい尋ねて、疑問をクリアして下さい。よい先生なら明確に答えてくれるはずです。